「第22回 ゴー宣道場」
を開催しました
今回のテーマは
『国家と故郷とTPP』
ということで、ゲストに
自民党の 稲田朋美 議員と、
民主党の 鷲尾英一郎 議員を
お招きしました
「WiLL」「SAPIO」編集部
ならびに神田警察署にまで、
「小林よしのりを狙う」
「放火する」 という
脅迫電話があった後の
道場だったため、
何かあったらと心配でしたが、
ひとまず無事に終わり
ホッとしています
それも、設営隊や
骨法道場生の皆さんが、
いつも以上に万全に
準備を整えて下さった
おかげです。
ありがとうございました
13名の支援者が
急遽参加されることになり、
ギリギリまで
椅子を入れたため
全体的に窮屈な座りに
なってしまいましたが、
皆さん議論に
集中されていたようで
良かったです。
毎回、往復ハガキで
応募して下さる
一般参加者に
支えられての
「ゴー宣道場」ですので、
一応念を押しておきますが、
今回は特例です。
ご容赦下さい。
多数のご応募を
頂いたのですが、
応募理由の多くは、
ゲストのお二人への関心、
そしてTPP参加へ
一直線となっている
現状への不安感
からのようでした
そんな中、
与野党の議員が
来られるということで、
現実の政治状況も
踏まえた熱い議論が
されるのではないかと、
期待が高まっていました
予算委員会での
稲田議員の発言を受けて、
「(12日の道場では)
女性宮家創設・
皇位継承問題にも
触れざるを得ない」
と、よしりん師範が
ブログに書いたためか、
道場の雰囲気は
いつもとは少し違った
緊張感が漂っていたように
思います。
師範方とゲストが入場し、
第1部が始まりました
よしりん師範の挨拶の後、
まずはゲストのお二人に、
政治家を志した理由や
経緯をお話し頂きましたが、
そのお話からは
政治家を志した当時の、
青年の情熱のようなものを
感じました。
鷲尾議員の
幼少時のお話や、
政治家になる前に
公認会計士の資格を
取っておいた理由、
稲田議員の
「百人斬り訴訟」
における闘いなど、
参加者の心を
揺さぶるお話でした。
お二人のお話を受けて
師範方との話し合いが進み、
道場の雰囲気が
和らぎ始めたところで、
いよいよ議論は
「女性宮家創設問題」 に
道場内には瞬時に再び
緊張感が走りました
・・・と言っても、
そこは「ゴー宣道場」。
決して、品位を欠くような
醜い議論にはしません
緊張感を持ちながらも
冷静に、かつ熱く
議論されました
高森師範の
「男系で続ける方法は?」
という質問に
稲田議員が答えることで
始まったこの議論の中で、
稲田議員のある本心と、
「世間」に囲まれた
政治家のリアルが
浮かび上がっていたと
私は感じました
「世間」に縛られ
「私」を守るのか?
それとも
「世間」を恐れず
「公」に就くのか?
それこそ、
政治家を志した時の、
青年の情熱を
思い出して欲しい、
そう思います
第1部が終了したのですが、
トッキーがブログに
書いていたように、
今回のニコニコ生放送には
男系固執派が集まり、
コメントも酷いものでした
ある意味それが、
男系派のカルトっぷりを
如実に表していて、
常識的な感覚を持った
視聴者が、
その異様さに対する
驚きのコメントを
書き込んでいたのも
印象的でした
第2部では、道場生との
質疑応答をしました
今回は、いまいち
はっきりしない内容の
質問が多かったのですが、
そこを師範方が
引き上げて下さって、
中でも、
予定していたテーマ
「TPP問題」 になると、
TPP反対派である
稲田議員と
民主党の鷲尾議員の
スリルある
面白い議論が
展開されました
必見ですよ
皇統問題とTPP問題、
まったく関係がない
テーマのようですが、
実は密接に
結び付いた問題です。
第1部、第2部を通して
良い緊迫感の中で
話し合いがされていますので、
ぜひアップされた動画で
チェックして下さいね
よしりん師範が
政治家を判断する
難しさを語っていましたが、
今回の議論を通して
お二人を見ているだけでも、
それぞれの言葉の背景には
色々な要素が
見え隠れしていて、
その難しさが
表れていたように思います
ゲストとの議論が
刺激的だったためか、
「道場の師範方と
違う意見の方も
ゲストとして招いて欲しい」
という意見が
アンケートに
書かれていましたが、
よしりん師範が
書いていたように、
「ゴー宣道場」は
ディベートの場ではないので、
必要があれば適当な方を
ゲストにお招きします
今までも決して、
道場と同じ意見の方を
選らんできたわけでは
ありませんし、
違う意見を聞くことで
議論が深まったり
勉強させて頂いたり
してきました。
そんな「ゴー宣道場」
を見ていて、
意見の相違がある方との
議論の際に、
自分の意見をおし通して
曲げないことが
「勝ち」 であるかのような
思い込みや、
居丈高に意見を言うような
ケンカ腰の姿勢は、
本当に意味がないと
強く感じます。
「第23回 ゴー宣道場」 は、
3月11日(日)
に開催されます。
東日本大震災から
ちょうど1年の日です。
テーマは
「3.11以後、発狂した政治・言論を撃て」
被災地に心を寄せつつ、
この混乱した状況を
整理するつもりで
話し合いたいと思います。
自らの言論を
振り返ることから謙虚に始め、
道場生との質疑応答を
中心に議論する
予定ですので、
皆さんも奮って
ご応募下さい